思うようにはならないよな

思うようにいかないことはたくさんあります。たとえば仕事の本数が増えてくると、それは加速度的に増していくような気がしますよね。
ということはですよ。仕事の中には初めから、思うようにいかない成分なり物質みたいなものが含まれていると考えたほうがいいのかもしれません。ならば仕方ないとあきらめるのか?
それが悔しいのは、となりの誰かは思うようにいっていたりするからです。あるいは自分の過去の成功体験も、こんなはずではないと執着する気持ちを助長するのでしょう。
そこでまた振り出しに戻って、思うようにいかない理由に頭を巡らせてみると、およそたいがいの場合、仕事を進めていく人間同士の関係に立ち返ることになります。なぜあの人はこう動いてくれないのだろう、とかね。
そんなふうに相手に不信感を抱くとき、方々の指南書では、まず自分自身にできる最善を尽くせと諭してきます。でも、他者に責任転嫁しないなんて理屈はよくわかっていて、どんなにベストを尽くしても望んだ結果にたどり着けないケースは散々経験してきました。その繰り返しによって、ひとり大きな溜息をつきながらも様々な事柄を飲み込む器用な気持ちの切り替え方も覚えました。
だから思うようにいくことなんてないと自らをいさめつつも、次の機会ではまた誰かに期待してしまうのは、人は人をあきらめきれないからだろうと、そんなふうに思います。どうですか?
一方、人以外の理由でうまくいかないときは、意外にすんなり割り切れたりします。それがこの週末の天気。部屋に籠ってばかりで、久しぶりに街に出たら桜の見事なこと。土日にお花見を計画されていた方も多かったでしょう。僕は、昨日の土曜日が今月最初の野球でした。雨が降ると河川敷のグラウンドは使えなくなります。WBC直後だっただけにひどく残念だけど、自然相手なら思うようにはならないよなと、今日もっともお伝えしたかったのはそれでした。

ものづくりの街として有名な燕三条。実は燕市と三条市に分かれているってご存じでした?

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