号外1/櫛田神社そば、『かろのうろん』のごぼ天うどん

毎夜毎夜のアテ探しを続けるには、
胃腸にやさしい「お昼」も大事。
今回は、『今日のアテ』号外。なぜか福岡の“うろん”です。

TTATEGO1.jpg TTATEGO2.jpg

健康を考えて「肝臓銀行」に投資するには、昼間の食事も大切だ。
いたずらに胃腸をいじめない、優しいお食事がキモ。
いわゆる酔い醒めメシの理想形も、「今日のアテ」号外として、
ぼちぼちと少しずつ、いや惜しげなく紹介して行こう。

サバ~屋台~豚骨ラーメン明けでお届けする号外第1回は
祇園は櫛田神社そばに鎮座する『かろのうろん』。
店名の由来は、「だぢづでど」を発音できない
生粋バリバリの博多っ子が、「かどのうどん」を発音したら、
『かろのうろん』に。
昔々のCMで永六輔がネタにして有名になったっけ。

福岡に行ったら豚骨ラーメン! と思ってるあなた、
それはまだまだ九州初心者、ヒヨッコの証拠ですぞ。
かの地に行ったら、うどん、絶対にうどん! が常識。

福岡のうどんの特徴は、くたくたと腰のない軟弱な麺。
そんなもん、美味しいわけない! とお思いでしょうが、
これに馴れると、讃岐なんて歯が折れちゃいそう。
有名な山本の味噌煮込みなんて、うどんとは思えません。
利尻昆布をたっぷり使った上品なだしに、へなへなうどん。
酔った翌朝だろうが、平日ランチだろうがたまりまへん!

ちなみに「ごぼ天」とは、要するに牛蒡の天ぷらのこと。
福岡では「まる天」とともに、ポピュラーなうどんの具。
で、「まる」は何か? と、だいたい都会人は思うらしい。
試しにとってみると、なんてことない揚げ蒲鉾がポツン。
いわゆる薩摩揚げの薄いヤツが入ってて、びっくり。

なんで、そんなことが起きてしまうのかと言うと、
九州では野菜を揚げようが、蒲鉾を揚げようが、
なんでもかんでも、単に「天ぷら」と呼ぶのであります。
ちなみに福岡のうどんは豚骨と違い、全国区にはたぶん、
というか間違いなく、というか絶対にならない!
と思うので、博多でどうぞ。

使用前、使用後みたいな上の写真の秘密は、ネギ。
よく東京の豚骨ラーメンで「ネギバカ」なんて、
メニューがあり、けっこうお高いトッピングなのだが、
あんなもん大嘘! 九州では、ネギはタダで大盛り自由。
テーブル上の、なぜか擂り鉢に山盛りにして常備。
で、青臭さがたまらん九州ネギをかけた右、完成形なり。

(その昔、テレ朝通りにタモリさんが福岡うどんを開店、
しかし、毎日食べに行ったのは、ご本人だけだったらしい)

慣れれば讃岐よりイケるって本当かな? 讃岐うどん、上手いよ。タモリさんにぜひそのへんお聞きしたい。(T.T.)


T・T ディレクトリー   リンクフリー   プライバシーポリシー      運営会社