その2/大砲ラーメン2階、『きはる』のサバ刺身

沖縄に続く今日のアテは
これまたなぜか九州・福岡は博多の中州から。
五島列島直送のサバが食べられる店が
ラーメン屋の2階にあるそうな……。

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博多の飲み屋街というか、大歓楽地はもちろん中州。
いちばん繁華な天神側から中州に向かうと、間に那珂川。
そのときに通過する橋が春吉橋、渡れば中州になる。
このあたり、夕方になると街角全体が豚骨臭で包まれる。

その正体は、那珂川沿いに林立する膨大な屋台の仕込み。
そして、酔客の〆として有名な大砲ラーメンの厨房からだ。
豚骨好きにはたまらないだろうが、嫌いな人には辛い街だ。
そんな、こってり感一杯のビルの2階にある『きはる』。
実はサッパリとした、五島列島直送のサバにありつける。

五島のサバは、3種類のサーブで出てくる、どれも旨い。
まず朝〆られたものは、甘めの醤油ダレとたっぷりの胡麻!
言わずと知れた博多名物、ごまサバのできあがり。
ちなみに、ここに熱ーい番茶か出し汁をかければ、サバ茶。
これを食った日にゃ、もう淡白な鯛茶なんて食えまへん。

で、ごまサバ用に〆た半身をそのままバーナーであぶると、
おっとその前に、何本か縦に切れ目を入れ、ぷりぷりの炙り。
開店直前に〆たサバは、都会では食べられない刺身になる。
3つとも旨いから、店内では3種盛りの希望者も続出。
しかも、全種類たったの900円。
単なる塩焼きなんか、もっと安い600円。なんじゃそれ!

カウンターの中には霜降りのTシャツに軍パンのマスター、
そして、主に焼きと炒め担当の昔風イケメンの兄さん。
ホールと洗い場を駆け巡る、働き者の細ーいお姉さん。
何よりも、店に活気があるのがたまらん、酒が進む。
焼酎もずらーっと揃い、おいしい野菜もどっさり食える。

いちいち盛りつけに気が利いているのも、のんべ泣かせだ。
唐津や大河内、近隣に点在する産地作の大皿にざっくり盛る。
黒っぽい地に、野菜も魚も実に美しく晴れ晴れと見える。
創作メニューもなかなかのもので、次回は豚足で勝負!
これまた軍パンマスターならではの力作。乞ご期待のほどを。

〆サバの刺身、見てるだけでお酒飲みたくなりますね。
しかし森さんはどうやってこういう店を発見するんだろ?
その辺はぜひ一度聞いてみたいです。(T.T.)


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