和洋ホテル巡り

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前回は海外のホテル『THE SIAM」』を紹介しましたが、バンコクから帰国して1か月後に行った国内のホテルは日本と海外を比較する上でおもしろいな、と思ったので書きました。なんだかホテルの話ばかりになっていますが「趣味はホテル巡り☆」なんて言えるほど巡っていないし、裕福でもないです...(苦笑)。
ただ、建築というのは世界でたったひとつしかないスケールの大きい芸術だと思うんですね。本物を見るか見ないかで得るものも違うだろうから、行くと決めたらケチケチしません!

ということで今回泊まったのは、昨年秋にオープンしたばかりの『星のや富士』。コンセプトとなっているのは「グラマラス」+「キャンプ」=「グランピング(造語)」。自然を味わうキャンプテイストの宿泊スタイルを提案してくれています。
お部屋は40平米と少し小さめですが、窓に切り抜かれたかのような富士山がどの部屋からも一望できる。この設計が素晴らしい☆ テラスリビングにはこたつが完備されているので、夜冷えてからでも外で星空を眺めることができます。寝ても覚めても富士山が目の前にあって、大自然に癒されていることを実感しました。そしてスリッパやパジャマ、レストランでの夕食など、すべてに子供用が揃えてあるところも母として嬉しいです。洗練されたデザインの中にも子供を楽しませてくれる要素があってさすがだな。と思いました。

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今回紹介した2つのホテル、私にとってはどちらも最高のホテルでした。
でも比較しておもしろいと思ったところは、日本と海外では同じ「最高」という言葉でも中身が全然違うんだな。と。
『THE SIAM』は素晴らしいアンティークの品々を揃えて、部屋も広くリビングにはフルーツが盛られていて、まさに高級ホテルでした。お金持ちのオーナーがこれほどまでにセンスがいいと、それはもう何も言えないくらいズバ抜けた空間デザインになります。
ここまで絶賛してしまうと、じゃあ日本のホテルは...となりますが、『星のや富士』は時間のデザインが最高だと思うのです。流行言葉で言うと「おもてなし」。部屋は広くないのにそれをマイナスと感じさせない。自然、景色というプラス要素を2倍にも3倍にも魅せてくれる。それに加えて日本人のホスピタリティの素晴らしさ。日本はこういう足し算引き算のセンスが抜群です。これもまたウソがなく、ムリがなく、丁度いい。
また大自然に癒されに行きたいです。


それぞれの「引き出し」を
つくっているのはこんなひとたちです。
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