最早、東京ですらなく...

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寒い週末でしたね! すごい雪が降り、そして都知事選。投票率、低かったです。。。残念。

さて、「東京を世界一に!」という時になんですが、京都の話を。

先日、クライアントの方と大阪と京都へ行ってきました。京都ではずっと泊まりたいと思っていた『柊や』さんに宿を取らせていただきました。季節外れということもあり比較的すいていて、宿の方の親切に甘えて館内を案内していただきました。

整然とした新館と古色蒼然とした旧館、それぞれに魅力的でしたが、個人的にはやはり旧館の持つ威厳と空気にすっぽりとやられました。お伺いすると、なんとボクが泊まった部屋は川端康成さんが気に入ってよく泊まっていた部屋とか。感激。言われてみれば川端康成っぽい部屋で、三島由紀夫さんがよく使っていたという部屋は、これまたなるほど三島! という風情。面白かったです。

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宿の方の「お・も・て・な・し」は肩に力が入ったものではなく、とてもさりげなく、でも気がつくと相当に気配りがなされたもので、なるほど〜と密やかに感激。すばらしかったです。
そして、さらにお〜っ!と思わせてくれたのが「床(とこ=おふとんですね)の中からカーテンを開けたいときにはこれを使ってください」と示された、数十年前のハイテクリモートコントローラー! ひょうたん型のこのコントローラーのボタンを押すことによってカーテンが開いたり閉まったりするんです!
「"応答"のボタンはききまへんので、あっちの電話で呼び出してください」というのはお愛嬌で、古いものだけが良いとの一方通行的な価値観ではないところが京都の奥の深さです。

海外からの要人も必ず京都には寄りたがるし、東京! 東京! 世界一! なんて肩肘はって力んでないで、もう京都に都をもどしたらいいのに、なんてぬくぬくとした布団の中から、ボタンを押してカーテンを何度も開けたり閉めたりして、京都の夜は更けていくのでした。



石澤昭彦さんのブログ
『Latte in Fresh』

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