終了予定時刻を知らされないまま向かった先日の撮影。
撮り終えたのは、僕が現場に着いてから11時間後の23時でした。
仕事量が多かったにせよ、もうちょっとなあと思ったりもしつつ、
仕切りの担当編集者は最後までしょ~もない冗談を飛ばしていたので、
何となくごまかされてしまいました。
その若い編集者はなぜか常にハンマーを持ち歩いていたので、
気付けば彼を「トンカチ坊や」と呼んでいました。
なぜ「金槌青年」でも「ハンマー野郎」でもなかったのか? 
打ち付け作業に用いる工具。英語ではハンマー。日本語では槌(つち)。
打撃部分が金属製だと金槌となります。
ご存知のように、金槌は泳げない人の俗称でもあります。
口を突く冗談が平均的におもしろくないので、
周囲まで沈ませるという点では「金槌青年」でもよかったかなあ。
じゃ、トンカチは? これは、釘を打つ際などの様子や音の雰囲気の
「トントン・カチカチ」から来ているそうな。一種のオノマトペなんだね。
ただ、現場の彼に「トンカチ」を与えたのは、あえて言わずにおいた、
その前につくべき「薄ら」を感じてほしかったからです。
でも「トンカチ坊や」は予想通り気付かず、
「あ、かわいいかも。ハンドルネームにしようかなあ」と、
そしてまた作業の手を止めたのでした。
やれやれ。あだ名程度じゃ彼は挫けないんだな。来月の撮影も思いやられる。

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