バスセロナ スリ未遂事件
海外の観光地にはスリやひったくりが多い、
とよく耳にしますが、それはウソじゃないんだ!
という、ナオちゃんの恐怖の実体験談です。
スリにあってしまった……。
運良く未遂に終わったけど、やっぱり外国はこわいなぁ((+_+))
ダーリンがお休みだったので、久しぶりにバルセロナに出掛けました♪
バルセロナはスペインきっての観光地! だから観光客も多い! でも、観光客とともに集まってくるのがスリや、ひったくり!!
買い物を済ませた私たちは、一休みしにカフェに入ることに。店内はたくさんの人。いちばん奥のトイレの前の席しか空いていなかったので、仕方なくそこに。
荷物も一応注意してベビーカーごと壁にぴったりくっつけて、手を伸ばせば届く位置に置いておいた。
そのお店のトイレは防犯のためか、ナンバーキーを押さなければ入れないようになっている。みんなお店の人に暗証番号を聞いてトイレに入っていく。
何人か出入りがあって、特に変わった様子はなかったのだけど、しばらくしてひとりの男の人が出てきた。なぜかその人はトイレの前から離れない。最初は「誰か連れの人を待っているのかな」くらいしか思わず、ダーリンは新聞を読み、私は夢奈の相手をしていた。
でも、そのうちドアにぴったり体をつける感じでナンバーキーをいじりだした。
「またトイレに行きたくなっちゃったのかな?」と思ったが、4桁の暗証番号を押すだけなのに時間がかかりすぎている。
ちょっと不審に思い目をやると、その男の手がベビーカーに引っ掛けてあった私のバッグの取っ手をがっしりつかんでいた!?
私の視線に気付いたその男はパッと手を離すと、足早に店内を後にして行った。
見付けた瞬間ダーリンに言おうかと思ったが、危ないことになりそうだったのでグッと言葉を飲み込んだ――。
それというのも昔こんなことがあったんです。
私がスペインに来て間もない数年前、空港に到着したときのことでした。
ダーリンとダーリンのお父さんがスーツケースをクルマに乗せ換えて、私がカートの前でその様子をボーっと見ていると、ひとりの男がジロジロと私たちの様子を伺って通り過ぎて行きました。日本人だから珍しいのかな? ぐらいにしか思わなかったんだけど、その後その男がまた戻ってきて、カートの上に置いてある私のハンドバッグをひったくって走り去ったのです。
一瞬のことでなにがなんだか分かりませんでしたが、「あ、バッグ!」という私の言葉を聞くと、ダーリンが猛ダッシュで追いかけて取り返してくれました。
背後から襟足を捕まえたように見えたのですが、用意周到な犯人はコートをするりと脱ぎ捨て、後からきた仲間のクルマに乗って逃走したのです。
コートは最初から逃げるために着ていたらしく、ポケットの中にも犯人の手掛かりになるようなものは何にも入っていませんでした。プロですね。
でも、コートを脱いだときに私のバッグも一緒に落として行ったので、バッグは無事取り返すことができましたが、もし犯人がナイフや銃を持っていたら大惨事になっていましたよね。
そのときのことを思い出し、追いかけられないくらいの間隔をおいてからダーリンに、「今荷物もって行かれそうになった」と告げました。
案の定ダーリンは「どいつだ?」と今にも飛び出しそうだったので「追いかけないでね」と念を押してから「リュックしょっていた人」と教えました。
あー、持ってかれないでよかった! でも後から考えたら、ベビーカーにはけっこう深く掛けてあったし、さらにバックの上には大きな紙袋が重ねてあったから、バッグを取ろうとすると紙袋がガサガサ鳴って、絶対気付くよね(――;)。
しかもその男と私たちの距離は1メートルくらい。間抜けな泥棒さんだったのかも(^_^;)。
狙われるってことはそれだけ隙があったんだろうな。これからはもっと気を付けよう……。
ダーリンは正義のヒーロー! などと感心してる場合じゃないんだと、ナオちゃんが言ってくれています。自分だけは被害者にならない、なんて思っちゃいけないという教訓ですね。(T.T.)

