“ホノルル”トレーニング開始/妄想編
毒々しい走り
別に誰も気にしないと思うけど、前回の文章を訂正します。はじめての「30分走」は、実は息が上がり気味だったらしい。と、僕がやっている「ハダカの殿様」というブログに記してあった。自分の記憶力の酷さに辟易……。これが最初じゃないけど。
だからついでに今日は繰り言で。
ランナーのみなさんは、走っているときに何を考えているんだろうか。本物のマラソン選手なら、その先のコース状況やペース配分などに細心の注意を払いつつ、走ることに全神経を集中させているのかもしれない。
しかし集中力もスキルもない僕は、本気でムカついた理不尽な出来事や人物が脳裏トラックに現れるのだ。取り出したくなんかない記憶ファイルが次々に立ち上がって、僕に復讐プランを打ち込ませようとする。
その復讐を実行する執念を養うために足が前に出るような感じで、それはまったくストイックではなく、危ういサディスティックな状態なのだと思う。
ランニングをはじめてから2ヶ月くらいは、そういう状態が続いた。あれは何なんだろう? 肉体の苦痛を和らげるために働く脳の自動防御システムなのか? そんな高級なもんは備わっちゃいないな。
嫌いな人より好きな人を思いながら走ったほうが、絶対に正しいと思う。けれども僕のランニングは「目には目を、毒には毒を」式で積み上がってゆくらしい。本当に復讐したいのは、不甲斐ない自分自身だったりして。
ランニングは“いまの自分”を投影するものなのかな。
