ホノルルマラソン リアルリポート(1)

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本番前日のハイピッチ

ホノルルマラソンに参加する日本人の多くは、およそ金曜日、今回なら12月8日に成田を発ったらしい。このタイミングだと、ハワイ時間の8日午前中には現地入りできるわけで、本番まで2日間のホノルル調整が可能になる。
僕ら一行も、8日午後9時半の便で日本を離れ、8日午前9時半にホノルル空港に到着。

着いた日の午後一番に、最終的な参加受付を行なうため、市内のコンベンションセンターへ向った。そこで、ゼッケンや発信機の備わったチップを受け取り、さらにチップをコンピュータに識別させる作業を行なう。
受付業務を担当しているのはボランティアの人たちなんだそうだ。けっこう年配の方が多かったが、みな手馴れていた。こういう事務的作業が円滑だと、非常にすがすがしい気分になる。

コンベンションセンターでは、いわゆるマラソングッズの展示即売も実施されていて、これがなかなか人気のようだ。歩いても行ける場所に路面店があるにもかかわらず、ナイキブースの賑わいは相当なもので、今年のホノルルマラソン限定ウェアを何枚も手にした女性がたくさんいた。


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センターを出て市内を歩くと、さっそくランナーと出会う。かなりピッチを上げて走っている人もいて、それじゃ本番前に疲れが出ちゃうんじゃないかと心配になったりもした。

ハイピッチなのは翌日も同じ。マラソン参加者向けにさまざまなイベントが早朝から用意されていて、僕らは取材も兼ねてナイキのプログラムに顔を出したのだけど、みんなちゃんと指定の時間に集まってくる。朝日はまだダイヤモンドヘッドの向うだというのに、実に元気だ。

特に驚いたのが、スポーツクラブ系の団体。おそらく100人規模の集団で、カピオラニ公園の真ん中でストレッチやらエアロビクスを展開していた。インストラクターと思しきリーダーがマイクを通して指示を出し、みなそれに従っている。


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参加の仕方はそれぞれで、各自固有のテンションがあって当然だけど、正直なところ、僕はその輪に入りたくないと思った。ここまで来て朝から本気でトレーニングするのは、個人的には手遅れな感じだったし、それに、なんというか興ざめしてしまったのだ。

それは僕が天邪鬼な性格で、群集心理的に浮かれるというか日常性を逸脱することに抵抗を覚えるだけの話なんだけど、海外に来て我が物顔でいるような状況には、やはりどうにも馴染めなかった。

とは言えそういうことは、本当に各自それぞれのやり方でいいんだろうけど、ホノルルマラソンの特殊性を目の当たりにして、軽い目まいを起こした感じになったのである。


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