不測と不足の数ヶ月

6月
『ランニング・スタイル』誌が、今年も読者を募って「ホノルル部」結成を決定。2年連続で広報部長に任命される。それに伴い、再びフルマラソンを走ることを決意。

7月~8月
最初から走りすぎてヒザを痛めた去年の失敗を繰り返すまじと、ゆっくりこつこつトレーニングを積もうと決める。

このころはなんだかヒマだったので、ほぼ毎日5~7キロのランニングを実行することができた。人は時間があるとたくましくなれるもんだなあと、のん気な感想を抱く。

しかし、酷く暑かった。わずか5キロでへばりそうになったこともあった。ホノルル対策のつもりで日中を選
んで走ったけど、対策以前の気温だった。

9月
急に忙しくなり、トレーニングに割ける時間が減る。それでもなんとか3日に1回は走るよう努力した。あと、涼しくなると急に体が楽になり、距離を伸ばそうとしはじめる。そこを「まだまだ」と我慢して、距離ではなくペース優先を意識した。

いずれにせよ、時間に余裕が出るはずの10月に追い込みをかけようと、それが今年のスタイルだと自らに言い聞かせた。

9月末日~10月中旬
アイスホッケーの試合で、よりによってチームメイトと接触して左ヒザ内側の靭帯を伸ばす。ぶつかった瞬間は打撲であってほしいと願ったが、翌朝、目が覚めてみるとうまく立ち上がることができず、しかもそのまま3泊5日のアメリカ取材に行かねばならず、さてどうしたもんだろうと寝ぼけたフリをしてみた。

帰国した翌日に駅前の整形外科医院に行くも休診日。気を取り直して翌日に行ったら、「完全に伸びてるね。最低3週間は運動禁止」と診断された。

それを「ランニング・スタイル」誌の担当編集者に告げたら、「%&#$★△‘’%??#$!!」と怒鳴られた。意味不明なお叱りの言葉のなかで、かろうじて聞き取れたのは、「ホッケー禁止!!」だった。よって3週間は自粛。

10月末日
ひさびさの「ビギナーランニング教室」で、おそるおそる走ってみる。が、どこか恐怖心がぬぐい切れない。ゆえに集団最後尾を歩くようにラン。でも左ヒザは痛まず、いささかホッとする。

11月初旬
アイスホッケーも再開し、体を動かす習慣を少しずつ取り戻す。しかし、たぶん気のせいではなく1ヶ月の休養で筋力が衰えた。動けないわけじゃないが、キレがない。

またまたアメリカ取材に行き、現地で数キロ走ってみるも、太ももに張りを覚える。訛ってる。いや、鈍ってる。

ホノルルマラソンまで、あと1ヶ月弱。さて、どうしよう?


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