キッチンの豚

TTYAMA20130507.jpg

このコンテンツのサブタイトルに「カタチのステキにホレてます」と付けてくれたのはトナオさんです。

ロンドンに来てからグッドデザインに数々触れているのですが、最近キッチンに仲間入りしたのがこちら、「salt pig」。塩を入れる容器です。

こちらに来てすぐ、塩と砂糖を入れる容器が欲しくていろいろ見て回ったんですが、おそろいの容器がないんです。日本だと、だいたい塩と砂糖の容器は同じデザインで揃いますよね。

こちらでは、砂糖、コーヒー、紅茶。セットデザインの容器といえばこの3つ!
続いてビスケット、小麦粉、ケーキ、パンの容器も多く見かけます。なんだかアフタヌーンティーを思い起こさせるラインナップ。

塩入れだけがない......。
じゃあイギリス人は塩は何にいれてるんだ? って疑問に思いながら探しました。

すると見つけたのがsalt pig。
「そうかそうか、ぽっかり口をあけた形がブタの鼻みたいだからこんな名前がついたんだ、
かわいい! 日本の蚊取り線香入れにもブタのデザインがあるけど、発想は似てるよねー」なんて思っていたんですが、実は起源は違っています。

スコットランドの昔の方言で、「pig」はポット、ジャー、陶器製の入れ物のことを指す言葉。
salt pigにブタは関係なかったんですねえ......。

料理中に片手で塩が使えるし、塩が湿気ることもなく、使い勝手がよいです。
昔から家庭にある伝統的なツールらしいのですが、とってもステキなカタチです。




それぞれの「引き出し」を
つくっているのはこんなひとたちです。
T.T. ディレクトリー >>