アキアカネ:ナチュラルでクールなヤツ
僕の好きなものシリーズ第3弾はアキアカネ。ってトンボ?
天気が回復しはじめた昨日の午後、空の様子が気になって
ふと窓の外を見たら、ベランダの手すりにアキアカネ。
どうしても写真が撮りたくなって、静かにじたばたしました。
正面に回ると逃げられちゃうと思い、背後からそっと近づいてゆく。
がしかし、手持ちのデジカメのオートフォーカスときたら、
ちっちゃい被写体になかなかピントを合わせられないでやんの。
「ったくもう!」とか声にならない罵声が口のなかで炸裂しました。
アキアカネっていうくらいだから秋の虫かと思いきや
成虫に羽化するのは6月から7月なんだって。
けれど暑いのが苦手なので、夏場は1000メートル以上の高原で過ごして
9月の中盤以降になると里に下りてくるそうです。
ってことは、ベランダに止まったアキアカネは
どこかの高原からここまでやって来たってことですよね?
僕の家がある町は決して都会じゃないけど、
近くに1000メートル級の高原があるようなところでもない。
んじゃ君は、いったいどのくらいの距離を飛んできたんだ?
なんて考えたら、妙に愛しくなりました。
アキアカネにすれば「ここまで飲まず食わずで来たんだから
ゆっくり休ませろよ」とか思ってるかもしれないけどね。
そうか! 接写モードに切り替えて数センチまで近づいても
逃げなかったのは、本当に疲れてたからなのか。
いやいや、ウチのベランダならいつまでもいてくれてよかったのにな。
アキアカネ、なんかカッコいいぞ。
そんなナチュラルでクールな君の前で、僕の好きなものを
たらたら書いてる場合じゃないと、今日はそう思いました。
