運動神経論、なるもの
運動神経が良いとか悪いとか、言いますよね。
運動を司る神経系統、みたいなものはありそうだけど、
その機能を良し悪しで判断してんですかね。どうですか?
前に『ランニングスタイル』誌の編集長がこんなことを言いました。
「10年前よりいまのほうが体力あるような気がするんですよね」
その発言に対して僕は、なかば反論したんです。
肉体的能力は間違いなく10年前のほうが高かったはずだと。
それは、10年以上ほぼ毎週アイスホッケーをやってきた僕には
身にしみている現実です。マジで10年前のほうが滑れたもん。
今年40歳になる編集長は、数年前からランニングをはじめて、
それでそういう発言(あるいは実感)に至ったんだけど、
おそらく最初は苦痛だった練習を目標のために受け入れ、
そうしてかつてより高いと感じる運動能力を手に入れたわけです。
そういう勤勉さや不屈の精神みたいなものを10年前に表現できてたら、
彼はフルマラソンを3時間台で走れていたんじゃないかな。
だから、つまるところ精神の充実が図れてやっと、
僕らは運動神経の良さを獲得できるんだと思います。
となると、運動神経なるものは脳ミソのなかにあるのかもしれない。
大人になってから運動するのはいいですね。
ジャンルも目標も結果も自分で決められるから。
小学校時代の横一線の徒競走、あれはイヤだったなあ。
そんなわけで僕はいま、年に1回のホッケー合宿で長野にいます。
