21歳のメール

いっしょにグアムへ行ったモデルからメールが来ました。
お仕事歴1年の21歳です。うへ、年齢ダブルスコア以上だ。
そんな勝利はあんまりうれしかないや。

「4日間はあっという間に過ぎてしまい、あまりに楽しすぎて、
まだみんなでグアムにいたかったです」だって。かわいいねぇ。
感性の天然度が高いヘアメイクが聞いたら泣くね。

「たくさんのことを学べて、本当に幸せでした」
21歳の女の子に幸せだったなんて言われたこと、あります?
スキンヘッドのカメラマンは頭をかきむしってよろこぶに違いない。

で、ふと、自分の21歳を思い出してみました。
でも、うまく思い出せない。
かなり昔ってのもあるけど、記憶がぐしゃぐしゃしているんです。
世の中のことなんてよくわからなくて、しかも大人たちの囲いのなかで、
もがくように一生懸命やっても何ひとつ自信に結びつかない感じ。
ぶんぶん回る縄跳びにどのタイミングで入ったらいいのかつかめない、
みたいな。

でもきっと、何かを吸収してはいたんでしょうね。
その時代にインプットされたぐしゃぐしゃな情報や体験が、
いまの自分に至るための骨や肉になった気がする。
20代前半で培うものって、そういう種類なのかもしれません。

てな感想を返信に添えました。
つまりは、焦らずあわてず、たくさん吸い込んでね、ってことです。
ひとつ残念なのは、彼女のメール、
僕以外の同行スタッフにも送られていたこと。
ま、そりゃそうだわな。ふんふん。


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