僕の冬
「自分の桜の樹を持つのはいいことだ」と、
いま読んでいる本に書いてあって、
オレだってあるもんねと、行間に向って自慢してやりました。
いや、植樹したとか山を持ってるという話ではなく、
誰のものでもない公園の桜の樹のことですけどね。
春が近くなると、今日のスナップでも紹介する僕の標本木。
そんなこんなで急に気になって見に行きました。
ここ2年間と様子が違ってた!
いまは灰褐色だけど去年まではなかった若い枝が
バリバリに生えていて、同じ樹に見えなかったですよ。
花のDNAがどんなことになってるんだかよくわからないけど、
その若い枝にもきっと、
今年咲く桜の粒みたいなもんが潜んでるだろうね。
でも、僕はわりと冬が好き
(ただし関東の。十勝の寒さはさすがにちょっと……)なので、
春はもう少し先でいいです。コートとかさ、まだ着たいじゃない。
とか言いつつも昨日、
渋谷の裏道の軒先で梅が咲いているのを発見して、
ちょっと心がふわっとなりました。
生命の息吹を感じると、体の奥のほうに躍動感がみなぎるのかな?
でもね、やっぱりもう少し冬を味わいたいです。
何でも先取りが偉いだなんて思わんのです。
