170/次は21世紀生まれ

いまさら驚くことでもないんですが、平成生まれが社会に出てきて、
僕ら昭和生まれと同じ場所で働いています。
気づけばいまの元号になって24年だもんね。

平成元年生まれの若者に聞いてみたんです。昭和って遠い感じ? って。
そしたら、具体的なイメージがないと答えました。
それがリアルな感覚なんだろうなあ。ミド昭和に生まれた僕にしても、
昭和のすべてが把握できているわけじゃなく、"戦後"すら遠く、
ましてや"戦前"ともなればあまりに漠としている。
その先の大正ときたら、完全に歴史の教科書の世界です。隔世ってやつですね。

元号や、あるいは年齢というものは、何かを考えるときの拠り所や
きっかけになります。一言でくくるときには説得力があるように見える。
でも、じゃ平成元年生まれと昭和63年生まれで何がどう違うのかと言えば、
たぶん誰も明確に説明できないと思うな。
だから、わかりやすそうな横軸なり断層で何かを限定せず、
ひとつの場所でさまざまな見方や考え方にそれぞれが感化され入り乱れ、
時々に応じた答えが見いだせたらいいと、これはね、
最近特にそうありたいと思うのですよ。

だってさ、「君って平成生まれなの?」と昭和生まれが驚くのって見下してる
感じがするじゃないですか。それは良し悪し以前にカッコ悪いなあと。
とか言ってもその都度、驚いたりするんだけどね。

そこに慣れたら、僕ら次はきっと21世紀生まれにビビるんだろうね。
平成元年生まれも同じようにたじろぐかな。
でも、10年後には必ず来るよね。リアルアトム世代ってやつでしょうか。


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梅雨の間、彼らはどう過ごすんだろう?