170/小言を整理する

この数日、軽く気分が重いんです。って、矛盾してんなぁ。
いやまぁ立場上仕方なく、若者に小言を言わなきゃならん状況に追い込まれ
どう伝えるべきか考えるとね、ちょっとだけ憂鬱になったりしてんですよ。

若者といったってすでに社会人ですから、それなりの理解や常識を持って
事を運んでくれるはず、と思ったわけです。しかし、初っ端から道を外した。
であれば、早い段階で許される誤差範囲内の軌道に収まるよう
修正せねばならない。ってか単純に、なぜこんなこと言わせるんだ? 
と奥歯で苦い虫を潰してるんです。プチッとね。

けれど、ものすごぉ~く冷静になって考えてみると、小言を言わなくてすむ
というのは僕にとって都合のいい状況なんですよね。
つまり僕は"いい子"を期待している。聞き分けがよく文句ひとつ言わない。
なら楽。すべては予定通りに進むはず。
でも、それっておもしろいのか? と問えば、ふ~む、です。

なので、どう転んでくれるか、しばらく泳がせてみる時間は必要ですね。
そのうち勝手に軌道修正してくれたらラッキー。
思うに、自分が犯したミスや落ち度があったなら、他人に指摘されるより
自分で気づくほうがキツくないですか。僕なら10日は家から出られないな。
だから彼にも自発的なアジャストを求めてんですけどねぇ。どうもねぇ。

となれば、軌道を外れそうなロケットをわしづかみにするように、
はっきり小言を言わねばなりませんな。気づきを促すような表現ではダメだね。
しかし自己愛の強い僕は、小言を言った後で相手がどう思うかより、
自分がどんな気分になるのかのほうが心配です。
だから出来るだけ後悔しないよう、的確な小言を整理する。
その手間こそが、人間社会を構築する手段なり。なんちゃって。
面倒くさっ。あ、本音が出ちゃった。


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素敵な建築@東京、丸の内口はここまでできました。