170/電源考

だらしない性格を反映した僕の机の上には、もう使えない電池が何本か転がっています。
それを見て思い出したことがありました。バッテリー屋さんで聞いた話です。

日本人と欧米人では、どうも電源に対する考え方が違うらしいんですね。
日本人は装置優先。電源はあって当たり前の存在だから、たとえば電池が切れたら
すぐに換えりゃいいと思っている。ゆえにバッテリーづくりに無理難題が多い。
そこへいくと欧米人は、電源あっての装置という位置付けなので、
バッテリーをつくる側の話をよく聞くそうです。

その場にいたみんなが、なぜだろ? と考えはじめました。
「欧米では日本ほど電源が安定してないからじゃないの?」などという憶測が
飛び交うなかで、僕は自分に問いかけていました。

確かにオレもそうだ。電池はあって当たり前。それより装置自体の性能ばかりに
気が向くよなあと。で、つい口にしちゃいました。
もしかしたら去年の原発事故で大問題になった電源確保も、
あるいは日本人の電源に対する考え方が災いしたんじゃないのか? 

それもひとつの憶測です。その場の流れでは正しいような気もするし、的外れな気もする。
いずれにせよ、そんな話を聞いておきながらも、僕の机の上には電池が転がったままです。

明日は防災の日。一昨日発表されたケタ外れの被害予想を考えると、
この日本という国は毎日が防災の日だと意識しなくちゃいけないのかなあと
思ったりします。大変だけど、備えあれば憂いなし、でしょうね。


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今日も夕暮れ写真ですが、やっぱり夏の成分は少なくなってるよね。