170/キャプテンに最敬礼

アームストロング船長が亡くなりました。8月25日のことです。
船長が月に降り立ったのは1969年7月20日。僕は6歳と10カ月でした。
当時見た世界初の宇宙中継映像は、その後に何度も見た別の映像によって
再構築されちゃったけど、月面着陸の話題は単純素直にワクワクしたし、
そのときの熱はいまも覚えている。

アポロやソユーズってドリームワードです。スペースシャトルも国際宇宙ステーションも
どえらいことだけど、アポロにゃ勝てない。
それは初代ウルトラマンや仮面ライダー1号と同じです。
夢のはじまりは、夢の続きに勝るってことかな。

あの時代の宇宙トピックスは、アメリカとソ連の冷戦関係が根本にあったりして、
真実は子供のワクワクとは別にきな臭い面も多分にあります。
でもやっぱり、アームストロング船長やアポロは無邪気な夢を見せてくれました。

翻って現在は、夢が見られない時代だと言います。確かに、僕らの生活はかつてのSFを
はるかに超えてしまっている。夢の正体はあっという間にYouTubeが暴く。
でも、すべてが現実的だとしても、いまだからこそ夢を語るべきじゃないか? 
その思いは最近、富に強くなっています。

日々をやり過ごすのが精いっぱいで、夢なんか語ってる場合じゃないよ、
というのも現実的ですよね。そこから抜け出せないまま夢を語るのは、
あるいは重労働になるのかもしれない。
けれど、夢や希望がいまほど必要なタイミングはないかもなあと感じている人は
案外多いんじゃないかと思うんですが、ただの気分でしょうか。

僕が語ろうとする夢は、アポロにくらべたらみみっちいほどに現実的で豆粒みたいなもの
だけど、オーバーワーク上等! 夢のために働いてんだ、って言ってみたいもんね。
アームストロング船長、頑張ってみますね。


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宿題、終わった?