170/高倉健さん

釘付けでした。昨夜のNHK『プロフェッショナル 仕事の流儀 高倉健スペシャル』
「プロフェッショナルとは何ですか?」という質問に
「生業だと思いますね」とお答えになられた。
ぼおっと眺めていた心に石を投げられ、波紋がぶわっと広がるのを感じました。
カッコいいとか憧れとか、そんな言葉じゃ追いつきそうにない存在です。
そんなふうになりたいですなんて、畏れ多くて口にできないくらい。

どんな人にもインタビューしたいって思う性質だけど、高倉 健さんはどうだろう?
いやぁ、たじろぐなあ。目の前にしたら粉々に砕けそうだなあ。

その高倉さんが番組内でおっしゃっていました。「俳優は生き方が出る」
生き方って、なんだろう? 僕は自分を定めるルールづくりじゃないかと考えています。
それをするかしないか。それを見るか見ないか。それを語るか語らないか。
それに触れるか触れないか......。

すべてをYESとNOに分けると融通が利かない感じもするけれど、
ルールはシンプルなほど迷いが少ない。それに、様々な局面に直面して、
時にはルール改訂の必要に迫られても、元がシンプルなら合理性も高い。

どうだろう? どうですか? なんて話を高倉健さんにしてみたいものです。
粉々に砕けて粉の粒になってもその場に留まったら答えてくれそうな気がするんですよね。
いやぁ、どうかなあ。考えるだけですくむなあ。


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名もなき町に訪れる素晴らしい時間。