悲観でも楽観でもなく

金曜日は早起きして河口湖へ。もはや典型的な冬の天気でした。
スカッと晴れているけど、北寄りの風が強くてキリッと寒い。
でも、そのおかげで富士山はすこぶる鮮やかな姿を見せてくれました。
ビューティフル・フジヤマを目の当たりにするとなぜか気分がアガります。
でも、この絶景も未来永劫、約束されたものじゃない......。

カツさんのNYほかけ舟、更新。ニューヨークを襲った台風Sandyのリアルな
被害状況を送ってくれました。ずっと気になっていたんですが、
オオフチさんともども無事なようです。

それでもカツさんの住むビルのすぐ近くを流れる川があふれ、周囲は水浸し。
満月と満潮が重なったことで被害が拡大したそうです。
バスや地下鉄は一部復旧しつつも、マンハッタンのミドタウン以南はまだ停電中。
午前6時から午前0時までは、3人以上乗車していないクルマの
マンハッタン流入を規制。あちこちで大渋滞が発生しているとか。

空を突き破るようにそそり立つ摩天楼は、この街に大きな地震が起きないから
建てられるんだと子供の頃に聞いたことがあります。
けれど、巨大な台風に襲われれば、ビルは倒れずとも街は水に沈む。

何と言えばいいのか、少なくとも僕らはあの3.11以降、映画でも描けないような
災害が本当に起きることを知り、同時に自然の猛威の前では
まるで成す術のない存在であることを思い知らされました。
ただ、悲観でも楽観でもなく、そういう事実を経験したことには意味があるはずです。

それでも富士山には今のままでいてほしいと願うのは、単に人間のエゴだけじゃなく、
生物が健やかに生きたいという本能的期待でもありますよね。