な~んにも考えてなかった

それにしても今週前半の寒さは尋常じゃなかったようで、今回のロケツアーで最後に
訪れた黒磯の方々も驚かれておりました。
「毎年4月の終わりに田んぼに水を張って、それから一度くらいは霜が降りるんだけど
雪が降るなんてのは滅多にあることじゃない」んだそうです。
どうもバイクのロケだと雪がらみになるなあ。

そんな今回の旅の個人的トピックスは、久しぶりに訪れた東照宮です。
改めてまじまじながめると、たとえば陽明門ひとつとっても細部の密度は圧倒的ですね。
異様に細かい上に豪勢な金箔でしょ。財も技術も惜しみなし。
死して神様になった徳川家康を祀ったのが日光の東照宮ですけど、
徳川家の威光や権威を象徴するにしても、その度合いや勢いというものに
今の僕らは比較して理解する対象がないですね。ある種の絶対的価値だったんだろうな。

で、ふと思ったんです。なぜ日光東照宮は幕末明治維新の際に、躍起になって
北を攻め上げた新政府軍に痛めつけられなかったんだろう? 
帰ってからあわてて調べてみると、自由民権運動を主導した土佐出身の板垣退助が
東照宮破壊を防いだという逸話があるようです。
その辺、文献を読み漁ってみるとおもしろそうですね。

な~んてことは、修学旅行で来たときはな~んにも考えなかった。
だからやっぱりもう一度訪れるべきですね。
子供の頃とは違う目の高さで見てみると、かつては見えなかったものが見えてくる。
いつか書いたような気もするけど、修学旅行は大人になった今も続いているんですね。