四角いクルマが好き

初顔合わせのフォトグラファーと仕事する機会が2回ほど続きました。
その2回ともが女性で、20代後半と30代前半という近似値で、
さらに独立して数年であり、またいずれも現在クルマを欲しがっていました。
カメラ機材は重く、ロケなど移動も多い仕事ですから、フォトグラファーにとって
クルマは、あったほうがよりよい道具です。

じゃどんなクルマがいいのか? 荷物が積めてしっかり走ればいい。
それはそうなんだけど、そこはやっぱり夢や希望があるわけです。どんなのがいいの?
とたずねると、ふたりとも「四角いクルマ」と答えました。
ふむ、個人的な統計でも女性はなぜか角ばったデザインを好むんですよね。
男性っぽさを求めるのかなあと思ったりもするけど、どうでしょう? 

「なぜ最近は四角いクルマが少ないんでしょうね?」とたずねられました。
空気抵抗を減らして燃費を高めるという環境性能をカタチから追及した結果だろうと、
マジメでつまらん回答だなと思いながら口にすると「なるほどぉ」と、
言葉尻ほど納得し切ってはいないような返答をされました。
たぶん彼女が聞きたい答えじゃなかったんでしょうね。

僕の回答は間違いじゃないはずです。けれど、風の流れを計算して燃費を高める理想を
求めると、やはりみな同じカタチにならざるを得ない。それが今という時代の方法では
あっても、そのお陰でほしいクルマが見つけられない人も少なからずいる。
若者のクルマ離れが著しいと言われて久しいですが、クルマ離れを放置した
ままじゃないのかなと思ったりもします。
僕のまわりにはクルマが欲しいという若者がけっこういるからねぇ。

そう言えば、女性は本能的に強くて大きい男性を求めるらしいですね。
種の存続のために、どんな時代でも生き抜けるタフな遺伝子を求めているからだそうな。
だから四角いクルマが好きなのか? どうなんだろ?