五月の話

五月病というのはゴールデンウィーク明けあたりに発症するので
そう呼ばれるようになったらしいんですが、4月の入学や就職で環境が変わり、
それに慣れようと無理した末に生じてしまう適応障害でもあるそうな。
適応障害。聞いたことはあるけれど、具体的にはよくわからない。
でも、かつては耳にしなかったそういう名称ができたことで
救われるケースがあるやもしれませんね。

あるいは五月病というのは、4月という誰もが横一線のスタートラインを
切ったところから生まれる、「もしや自分だけ遅れてるんじゃないか?」
という不安や焦りが原因かもしれません。どうですか?

でも、大丈夫。僕らはランナーだとして、短距離が得意なヤツもいれば、
あえて苦しい中距離を選ぶヤツもいるし、淡々と長距離を走るほうが
向いているヤツだっているんです。
でね、そんなの1ヶ月くらいじゃ見極められないし、誰かと同じになる必要もない。
なんて忠告は競争の渦中にいる選手になかなか響かないんだけど、
それならあと2カ月走ってみて、それで自分を確かめてもいいんじゃないでしょうか。
なので前を向いて走ってください。それは安易な精神的応援ではなく、
息をたくさん吸うための技術でもあります。
実に五月蠅い話で恐縮です。