寛容なフリ

いわゆる若者言葉なんてのが次々生まれて、「これじゃ日本語がダメになる」と
嘆く大人は少なくないわけですが、どうでしょう。
なにしろ言葉なんてのは時代の空気でどんどん変化するものだし、
変わっちゃいけない日本語というのがいつの時代のものかもよくわからないでしょ。
平安ですよ、って言われても困るしね。
要するに選択です。
いつの時代も変わらないのは、使う言葉によって人のナリがわかるということ。
けっこうな度合いでその人の生き方が反映するもんです。

とまぁ寛容なフリをしてみたり、今の流行りを理解しようとは思うんですが、
意味や使い方がわからない言葉もけっこうあります。最近だと、ディスる、とかね。
ちょっと古めならツンデレなんかもそうだなあ。
いや、意味合いの方向性というか匂いはわかりますよ。ただ、使いこなせない。
とか言うとすぐにジジィ扱いが始まりますが、違うのよ若者たち。
そういう曖昧な新語を自由に泳がせてあげる大人がいるからこそ
君たちなりの流行が認められてるんだからね。
なんて発言も、鼻息で吹き飛ばされるんだろうなあ。

昨日、電車の中で二十歳前後と思しき娘さんたちの会話が耳に入りました。
「それマジィ? 超キモい系!」だって。そんなステレオタイプ的イマドキというか
テレビドラマみたいなセリフが聞けて、何か妙に新鮮でした。