日々を気持ちよく

道徳を語ろうとか正義感をちらつかせたいとかではなく、
ごくシンプルかつ素直に訴えたいことがあります。
せめて信号のない横断歩道では歩行者を優先しようよと。
僕が知る限りおよそ7割のドライバーは、信号のない横断歩道で歩行者が渡る
タイミングを待っていてもクルマを止めません。きっと自分優先なんでしょう。
止める気というものがまったく感じられない。
かのビートたけし師匠はかつて「横断歩道みんなで渡れば怖くない」とおっしゃいました。
あれは日本人の全体右へならえ感覚を揶揄した名言ですが、
クルマの側でも同じことが起きているのです。
「信号があれば止まるよ」という方もおられるでしょう。
でもそれって、判断を他人に委ねすぎじゃないですか。もちろん公のルールは大事だし
尊重すべきだけど、個人の裁量も重要です。
それに、ドライバーが歩行者になることもあるでしょ。というかほぼ必ずそうなるのが
日常だから、譲ってくれないドライバーにがっかりすることがあるはずなんです。
とか言う僕だって100パーセント絶対的に歩行者を譲れているわけじゃない。
クルマの流れを考えて止まらないこともあれば、渡るのか渡らないのか態度が
あやふやな歩行者にいらだつこともある。
でも可能な限り譲ります。それはまず、たとえば歩行者が自分を優先してぶつかったら、
生身の人間のほうが確実にダメージが大きいから。それと、やっぱりカッコ悪いと思う。
どんな事情があれ子供や老人より自分が優先だなんてダメでしょう。
できれば日々を気持ちよく過ごしたいじゃないですか。ただそれだけなんですよね。