父の日

今度の日曜日は父の日。ご存知の方も多いでしょうが、どちらもアメリカが起源で、
先に制定されたのは母の日です。そしていずれも娘が、自分を育ててくれた母や父の
亡き後、その感謝を表したのがきっかけだったそうな。
息子じゃないんだね。そこ、考えさせられるなあ。
共通項で思いを馳せるのは、親が亡くなった後ということ。
おそらくそれが教訓になったんでしょうね。感謝の意を表すなら生きている間にと。
そうなんですよね。そうなんだけど、贈り手を失ってからわかることもたくさんあって、
たとえば後悔の本当の意味を教えられたりもする。僕はそのパターンです。
いつかすればいいやと高をくくってた。親孝行。
感謝したいから生き返ってくれと言ったって父親は舌を出して笑うだけだろうし、
すでに取り返しがつかなくなって10年以上が経ってしまいました。
でもね、ふとした瞬間に思い出すんです。
街で老人とすれ違ったとき、今も生きていたらこんなふうかなあとか、
自分の身に起きた出来事を話したらどんな顔をするかなあとか、
もしかしたら存命中より意識をよぎる機会は多いかもしれない。
それにしたって僕の気持ちは伝える術を失ったままだけどね。
そんなわけで、偉そうに物申すわけではありませんが、
贈り手がいらっしゃる方はぜひ父の日をご活用くださいまし。