行けばわかるさ

『迷わず行けよ 行けばわかるさ』。そうだな、それだな。ひとりごち、恐縮です。
これはアントニオ猪木さんが座右の銘にしている詩、『道』の最後の1文です。
原題があるようですが、もはや猪木さんの言葉として有名ですね。
何の話かというと、キャリアについて。この言葉の意味、よくわからないんですよね。
いや、経歴という英単語であることは知っています。
本庁採用の国家公務員や通信事業者を指すことも知ってる。
そうではなくて、たとえば仕事における将来像を語るときに用いられると、
僕にはその意味が不鮮明になるのです。
「自分のキャリアとして」とか「キャリアアップを図りたい」という場合の
キャリアは何を指すのか? 計画なのか期待なのか妄想なのか。
へそ曲がりなことを言ってる自覚はあります。
けれど、計画通りになることなんてどれくらいあるのかな。
あるいは上手にキャリアを描けたと誰かに言われる人は、
それは本当に本人の予想通りだったのかな。
この手の意訳されるカタカナに違和感を覚えるたいがいの理由は、
行動を伴っていない気配がするからです。
言葉と行動、どちらが先かと言えば、僕は行動だと思います。『迷わず行けよ』です。
その先で様々な経験をして初めて経歴が培われる。
たとえば何かにつまずいて遠回りになったと感じても、
つまずき自体を経歴にすることもできる。
僕にとって腑に落ちるキャリアは『行けばわかるさ』的なのです。いかがでしょ。

オオフチさんの『NYほかけ舟』更新。戻った摩天楼の街は涼しいそうですよ。