都会の穴

東京駅丸の内駅舎。2年前に復原工事が終わり、100年前の姿に生まれ変わりましたが、
気になるのは駅前広場。現在も工事中で周囲はフェンスに囲まれている。
せっかく駅舎が完成したのにこの中途半端な景観はもったいないと思ってるんです。
で、先日。駅舎の正面左手に建つ丸ビル17階から工事の様子を見ることができました。
一部では元のアスファルトが残っていたけど、かなり大きな穴が開けられ、
でっかい重機がせっせと働いておりました。揶揄してごめんね。応援する。
完成すると広大でフラットな空間ができるらしいです。工事終了予定は2017年。
わりと頻繁に通う場所なので、出来上がるのが楽しみです。
一方、旧国立競技場跡地。こちらも週一ペースで通うスケートリンクの正面なので、
何かと気になります。高いフェンスで中は見えないけど、ニュース映像による上空からの
眺めは、ぽっかりと大きな穴が開いているようですね。
あれこれいろんな騒ぎがあり、何をどうつくるか未だ不明。でも締め切りは決まってる。
これだけ物事がけたたましい速さで動く時代に、
東京の真ん中にそんな空き地があるなんて、ある意味で奇跡的じゃありません? 
流動的都会の遺産として工事現場見学ツアーとかやったらいいのに。
僕らのリンクの正面に建つものがまったく想像できない。とか感傷に浸ったところで、
何があろうとこの街のスクラッチ&ビルドの宿命は変わらないんだろうけどね。