世界が女脳中心だったら

いい加減にしたらと思いつつ、吐き出さないと気持ち悪いので、今日も映画のお話し。
アメリカン・スナイパー』です。4度のイラク戦争従軍中に160人以上を撃ち、
周囲からレジェンドと称された軍人狙撃手の物語。実話ベースです。
監督は、敬愛してやまないクリント・イーストウッド。
リアルストーリーを手掛けたときのクリントさんは特に素晴らしいんですよね。
静かな怖さがのしかかってきます。
要するに戦争映画なのだけど、戦場と家庭の両面を丁寧に描いているので、
ある意味ではラブストーリーと呼んでもいい。それにしても過酷です。
愛国心から兵士になることを望み、やがて戦意は仲間の仇討に偏っていく。
その過程で心が壊れる。奥さんもまた深く胸を傷める。もうイラクには行くなと叫ぶ。
もし世界が女脳中心だったら戦争は起きないと思います。たぶん女性のほうが
純粋に躊躇なく、命以外に大事なものなどないと本能的に悟っているから。
そして物語は衝撃的な(見進めていく中で起きては欲しくないと願い始める)
どんでん返しで終わります。ネタバレになるから黙っときますけど。
もっとも深く感じ入ったのは、それでもなぜ戦争を続けるのか、ということです。
日本でも国の守り方に関する重大な法案が審議中だけど、
戦うことと守ることの境界線がよくわかりません。アメリカの人はどう思うんだろう。
ちなみにこの映画は、アメリカ国内で『プライベート・ライアン』を抜いた
戦争映画史上最高の興行収入を得たそうです。
聞いてみたいです、アメリカ人の『アメリカン・スナイパー』評を。
ここんとこ立て続けに見た映画はどれもよかった。オレの感性、乾いていたのか?