ハラハラハラ...

女性社員のスカートのお尻についていた糸くずを男性社員が眺めていた。
さて、これはセクハラ? いやいや、眺めていただけなんでしょ。
親切心が高じて手を伸ばしたなら話は別かもしれない。
あるいは視線こそスカートやお尻に向かっていたかもしれないけれど、
まったく別のことを考えていて意識的には何も見ていなかったかもしれないしね。
まぁ、どっちでもいいじゃないかと思ったりします。
けれど現実には、ある会社でこれはセクハラとして問題になったそうです。
正直に言えば呆れました。そんなバカな、です。
セクシャルハラスメントという言葉が『新語・流行語大賞』の
新語部門金賞に選ばれたのは今から27年前の平成元年。
パワハラ、モラハラ、マタハラ、テクハラあれこれ。体臭に関するスメハラもあるとか。
他者に対する嫌がらせ、不愉快にさせる行為。その総称がハラスメント。
もうどんどん増えていく。いやまったくハラハラするほどに。
冒頭の件を人から聞いて、ハラスメントは密室で起こるもんだと思ったのです。
会社や学校とかね。だからその中でさえ注意すればいいんだろうと。
しかし、仮に一方的で理不尽あっても他者が不愉快に感じたら、
もはや逃げ場はどこにもありません。
たとえば道を歩いていて、あの人スタイルいいなとつい視線を送るだけでもそうなら、
何を楽しみに外へ出ればいいんだ? いや、そうじゃないな。
でもとにかく、除菌だのに神経質になるような険しさを感じたりもしますね。
もちろん故意の悪質なハラスメントは許せませんけど。
誠意と寛容、そして笑い。それもこの社会で大事なものだと思います。
スカートのお尻に糸くずがついていたら見ちゃうか? 
ついていることに気づいたら見ちゃうなあ。