知らないってどうかしてない?

フタバスズキリュウってのは、日本国内で初めて発見された首長竜なんです。
恐竜じゃないみたいです。フタバスズキリュウは水生爬虫類の一群に分類されるから。
でもまぁ、およそ僕らには恐竜で問題ないでしょう、たぶん。
1968年、福島県いわき市は大久川河岸で発掘。
見つけたのは当時高校生だった鈴木 直さん。
見つかった地層が双葉層だったので、この名前がつきました。
「日本にも恐竜がいた!」という事実は少年だった僕をかなり興奮させてくれました。
なんかさ、誇らしかったんだね。
上野の国立科学博物館に骨格すべてを模した標本が展示されています。
なかなかカッコいいのよ。
つい最近知ったのは、このフタバスズキリュウが新属新種として認定されたのが
2006年だということです。発見から38年もかかったんだね。
けれど、その化石が眠っていた時間を思えば大したことじゃないのかもなあ。
そんなわけで昨日、ある取材で国立科学博物館に行きました。
この日本を代表する自然史科学の殿堂を代表するのは
フタバスズキリュウ以外にないぞって言ったら、スタッフにポカンとされました。
知らないってどうかしてない? あなたも知らない? そうなのか。
子供の頃の感覚そのままエキサイトして、ちょっと恥ずかしかった......。