その街の顔

この前行った金沢。地元の方に聞いたら、新幹線開通以来の賑わいは
大層なものだとおっしゃっていました。元から観光名所でしたからね。
美味しいものもたくさんある。そこに後から便利な交通機関が加わったら、
そりゃもう鬼に金棒、金沢に新幹線ですな。
対して、これから観光客を呼びたい街というのも日本にはたくさんあります。
それなりに歴史も由緒もある。名産品だってあるし、新しいお土産をつくる意欲もある。
そんな街に行くと目立つのが上物です。
見るからにお金をかけた立派な公共施設は確かに見栄えがいいもんです。
でも、およそたいがい人がいない。
だからむしろピカピカで近代的な建物が切なく見えてしまう。
おそらくお金をかけるほうが簡単なんでしょう。でも、街を息づかせるのは人です。
変わったおっちゃんやおもしろいおばちゃんがいればまた会いたいと思う。
そういうぬくもりを育むのはお金じゃないんですよね。
他所から契約金を積んで連れてくるというのも違う気がする。
地方にも都会にもそれぞれ問題がありますが、まぁ人ですよね。
そこにどうやって予算やら資金やらを投入するかが鍵です。
行政のセンスと言ってもいい。
なんか大きなことを口にしてるな。でも、あちこち回っていて心に残るのは、
その土地に住む人の顔なんですよね。
明日からまた京都です。かなり北です。

オオフチさんの『NYほかけ舟』更新。今日のお題は、変わり目。