懐かしのホノルルマラソン

毎年12月第二日曜日に開催されるホノルルマラソン。今年は明後日の13日です。
僕はこの大会のフルマラソンの部に2006年から2013年まで8年連続で参加しました。
例によってお仕事ですが、実際に42.195キロを走って記事を書かねばならず、
従ってたった1日の本番のために初年度で半年近く、それ以降は意識の上では
1年の準備期間を要するという、まぁかなり特殊な業務だったわけです。
辛かったか? う~む。
初めてフルを走ったときは、ハワイまで来て地獄を見るなんて、割に合わない以前に
バカじゃないのかと、楽園にふさわしい青空や時折目にする虹を心の底から恨みました。
3年目からですね。コース沿いの景色を体感的に覚えてしまったら、
いちいち距離をカウントしなくてもいい余裕が生まれました。
1973年に始まったこのマラソン大会の40回以上に及ぶ歴史の前では、
僕の8回という記録はせいぜいカモメのフン程度の価値しかないでしょう。
それでもやはり、8年に渡り海を越え肉体を酷使した記憶は我が人生のトピックスです。
ただ、不思議なもので、恒例だった12月のホノルル行きが途絶えた昨年の今頃は、
大会開催日が過ぎてから「そう言えば」と他人事みたいに思い出したんですよね。
なのに今年は12月に入った途端、「そう言えば」と慌ただしく、
かつ懐かしさを伴った感情が沸き上がりました。
もう一度走りたいか? う~む。
もしマラソン大会に参加したいなら、国内にもたくさんの大会があるので
そっちに出たほうが何かと手軽だと思うんです。でも、フルであればホノルルかなあ。
制限時間を設けない大らかさと、牧歌的なコースサイドの応援。
そして何より、ゴール後にシャワーを浴びて飲むパンチの弱いコナ・ブランド・ビールの
ロングボード2本一気飲みの爽快感なくして、あのアホらしい距離を走る気は起きません。