そういう東京も悪くない

三が日の2日目、遅めの夜の首都高速を走りながらふと思い出したのは、
3.11以降しばらく続いた暗い東京でした。
あちこち照明が消されましたね。街中のサインも道路の街灯も最低限に絞られた。
あれは特別な措置でした。
でも僕らは気付いたはずです。
なくてもいいものがあることを。
もちろん気分的には文字通りの暗さが募ったけれど、
この程度の光でも案外やれるんだと悟ったわけです。
首都高速は場所によってビルのそばを駆け抜けます。
お正月休みの最中ですから、オフィスにはまず明りが灯っていません。
マンションにしてもそうです。
ネオンサインは頑張って煌々としておりましたが、
それでも全体的にひっそりした、
淋しさとはちょっと違う落ち着いた雰囲気に潔さを感じました。
そういう東京も悪くないです。
週が明ければあっけなく元に戻っちゃうんだろうけど。