誰だって1曲くらいは

シンガーソングライターがよく聞かれては苦笑いを浮かべるのは、
「その歌詞は実体験ですか?」という質問です。
おそらく実体験だけでラブソングをつくっていたら恋愛中毒になり
他のことなど手につかなくなるでしょう。
とは言え、少なからず実体験がなければ、あるいは他人から実体験を聞かなければ、
妄想の拠り所すら得られないのではないでしょうか。
やはり何かをつくるためには実際の話が必要で、
僕などは想像力が乏しい代わりに取材力はそれなりに持っているので、
ここで書くにしても誰かをネタ元にすることが多々あります。
今日も実はある人を思って書こうとしました。
でも、あれこれ考えているうちにどんどん生っぽくなっていって、
とうとうすべてバックスペースキーで消しました。
むふふ。やらしいこと想像した? 
そんなところから実体験に近い具体的なクリエイティブが生まれるのです。
だからきっと誰だって1曲くらいはラブソングをつくれるかもしれないね。