清貧な働き者

ある人が「日本人は貧乏が似合う」と言いました。画期的な意見です。
そして僕は、「日本人はもっと働いたほうがいい」と思っています。
ゴールデンウィークを目の前にして言ったところで何の説得力もないですけどね。
いずれの発言も、ちょっと前の日本が起点になっています。
ちょっと前か? ずっと前、が正しいか?
大手企業の不正と隠ぺい。あってはならないことは、他の業界でも報じられてきました。
建築、医療、食品。今回は自動車。いずれも日常生活の柱の部分だから、
そこにウソやゴマカシがあるのは本当に怖いことです。
僕らはそうした事件にこの国で触れますが、身内でも何でもない外国の人が聞いたら
「あの国はけしからん。おっかなくて住めないな」と眉をひそめるかもしれません。
片や海外からの旅行者が増え、おもてなし精神が受けているとよろこぶような
ニュースがありますが、それは僕らの思い上がりなんじゃないかと思ったりもします。
なんかね、少なくとも普段の生活に関わる事柄で不正や隠ぺいをしないのが日本人
だったような気がしちゃうんです。もちろん日常の至るところにはウソやゴマカシを
する人はいるけど、大きな部分では信用を欠くような仕事はしなかったんじゃないか。
どうしちゃったんだオレたち、が率直な感想です。
やっぱり清貧な働き者であるべきなのかな。
誠実について考えてみるいい機会かもしれませんね。
と、ちょっと無理して前向きにとらえてみました。