社会の宝たち

久しぶりだったキャンプのネタ、引っ張ります。今回は10人を超えるメンバーが
わんさと繰り出し、そこには二人の男の子がいる家族も参加しました。
兄弟は、上は9歳、下は4歳だったかな。
暴風雨の場面も披露してくれた草原を自由奔放に駆け回り、
見上げるばかりの大人たちの前で彼らは、とにかく愛らしい存在でした。
そのお母さんがぽつりと言いました。
「こういう思い出って、きっと何かの形でずっと残るんだろうねぇ」
おそらく自分にも思い当たることがあるでしょう。僕も同じ気持ちだったから、
漠然と曖昧に「そうだねぇ」とつぶやきました。
10歳にも満たない頃の記憶は実に曖昧で、自分では鮮明に覚えているつもりでも、
他の出来事が被さり上書き更新されたりして、事実と異なることはよくあるようです。
人間の記憶ってそういうものですよね。
ただ、自分の都合で記憶を組み替えるにしろ、物語のつくり方には個性が発動され、
ひとりの人間の感性を育てる軸になるのではないかと思います。
そこには、自分を取り巻く大人たちという共演者の言動が強く影響するはずです。
特に幼いうちは。などと考えると、実の子であれ他人の子であれ、
大人として彼らに接する場合はそれなりの覚悟みたいなものが必要かもしれませんね。
何しろ社会の宝ですから。
なんてさ、これだけ長く子供といたのも久しぶりだったので、なかなかおもしろかった。
しかし、「もうお酒飲むの?」とか4歳に指摘されるような大人は
彼らの記憶の中でどう処理されるんでしょうね。