奇しくも

今日は太宰治さんの命日です。最後は愛人との入水自殺でした。
遺体が玉川上水の下流で発見されたのは6日後の19日。奇しくも本人の誕生日。
その日は桜桃忌と呼ばれました。
太宰さんはメチャクチャな人です。38歳で死ぬまでに、自殺未遂と心中未遂を
確か4度もしています。そんなことを繰り返しながら小説を書いていた。
あるいは、そうしなければ書けなかったのかもしれない。
昭和以前の文豪というのは往々にして破天荒で破滅的な人生を好んだようです。
命がけで小説を生み出すと言えば聞こえはいいかもしませんが、
周囲の人々にとってはこの上なく迷惑だったんじゃないでしょうか。
それでも歴史的な作品を残した人物であれば、関われたことが誇りになるのだろうか。
どうなんでしょうね。
自宅の文庫本の棚をざっと見渡してみたら、『人間失格』と『桜桃』、
それから『斜陽』の背が目に入りました。
僕はそれほど太宰さんを読んでいなかったようです。
いつも思うことですが、本棚に仕舞った本をもう一度読み返すのはいつなんだろうと。
奇しくも命日と出会ったので、これを機に手に取ってみます。
『人間失格』かぁ。心が落ち着いているときに読みたいなあ。

オオフチさんの『NYほかけ舟』更新。久々のキャンプです。