一日本人の心持ち

さて、本日は参院選。これから投票に行きますが、どなたに僕の票を投じるか、
今はまだ決めかねています。正直なところ、誰が何をしたいのか、よくわかりません。
候補者のみなさんは、あれこれたくさんすべきことを語られますけれど、
できれば「任期中これだけは必ず果たします」と約束を絞っていただけると助かります。
あくまで個人的な意見です。
そんなこんなで悩みつつも投票所には足を運びますが、それは国民の一人である自分に
与えられた参政権の行使に他ならないわけです。
ってね、堅苦しく書けばそうなりますが、心持ちとしては、
選挙に参加したからには政治に文句を言う権利をいただく、といったところでしょうか。
何もしないでガヤガヤ言うのはただの野次馬ですもんね。それはあまりに無責任です。
ふむ、責任。
司馬遼太郎さんの『菜の花の沖』が好きですが、司馬さんがこの物語を書くに当たり、
実在した主人公の高田屋嘉兵衛に備わっていた責任感に目覚ましさを感じたそうです。
極貧の家庭から一代で大商人に成り上がった嘉兵衛は、江戸時代の後期、
北海道沖で商船を走らせているときロシア船に拿捕されます。
そのままカムチャッカに拉致されますが、苦境に立たされながらもたった一人で
ロシアと日本の関係を改善しようと奮闘するのです。
どんな努力をしたのかはぜひ小説を読んでいただきたいのですが、
彼の心持ちには、国民の参政権など皆無だった時代でありがなら、
一日本人としての責任感が強く宿っていたのです。
というような小説の根っこを引き合いに出して今日の選挙を語るのは
さすがにオーバーだけど、もし僕が海外の人とそれぞれの国について
話し合うときが来たら、そこはやっぱり参政権を行使しておくべきだと思うのです。
う~む、何か難しくなっちゃうなあ。まぁ簡単なことではないからね。
何はさておき、ひとまず投票所に向かいますか。