ゴミにまつわる不思議な話

まず前提として、自分に非があったことを認めます。その上での不思議な話。
ある「可燃ごみ」の朝。出掛けの午前8時半、自宅の東側と南側に設定されている
2カ所にある収集所へ行ったら、ゴミは回収された後でした。最近、8時半は微妙です。
前は9時でも来なかったんですけどね。こりゃ困ったなと南側の道路を見やると、
その先のいくつかの収集所にはまだゴミの袋が。そこで最寄りの、
歩いて30秒の場所に置きました。ただし、そのポイントはどなたかの家の壁沿いで、
しかも「出し方が悪い」という貼り紙が出ている。気にはなったんです。
でも、ゴミ袋は一つあるし、何とかよろしくお願いしますと、
カラス除けのネットを被せてその場をあとにしました。
そうして午前中の仕事を済ませて午後2時半に帰宅。ご飯を食べる約束があったので
午後6時半くらいに自宅を出て、1階まで階段を下りて行った僕の目の前に白い袋が! 
自分が捨てたゴミってわかるもんだなあと、変な感心をしながらしばし立ちすくみ、
それにしてもなぜこれがここにあるんだろうと、ぜんぜん理解できないまま、
そのゴミ袋を自宅へ持ち帰りました。
「中を見たんだよ。住所がわかるものとか入ってたんじゃない?」
これは、この不思議な出来事を食事の席で話した友人の第一声です。驚きました。
僕の見解は、①すでにその収集所ではゴミの回収が終わっていた 
②にもかかわらずゴミを置いていった僕を収集所となっているご自宅の方が目撃した 
③その僕が午後に帰宅した姿を偶然にも確認 
④で、集合住宅の1階入り口付近に置いた 
③における追加証言ですが、午後に帰宅したときにはゴミ袋がなかったんです。
④に関し、もしゴミ袋を開け住所がわかったとしたら、1階入り口付近ではなく
4階の僕の部屋の前に置くのではないかと。
「4階まで人のゴミ袋を持って上がらないよ。ポンと1階に置いてくよ、普通」
ふむ。この場合の何が普通かよくわからないけど、彼らの説明には納得できる点が多い。
それにしても、いくら「出し方が悪い」とは言え他人のゴミ袋を開ける人がいるかしら。
いずれにせよその日以来、微妙な午前8時半のボーダーを避け、それより早く、
自宅の東南の収集所限定でゴミを出すようになりました。警告者の意図を十分に汲んで。
でもさ、人物を特定されるのとゴミの袋を開けるの、どっちが怖い?