ウニ水よりウィンナー

今日も岩手県は野田村の漁師さんのお話。野田村の特産物のひとつがホタテ。
荒波渦巻く沖合数キロの養殖場で、栄養分をたっぷり吸ったホタテを育てています。
そんな漁師さんの一人は、自分たちが獲った海産物をあまり口にしないと言いました。
「それよりスーパーで売ってるもんがいいな。オレはウィンナーが好きだなあ」だって。
そりゃそうかもしれませんね。海から揚がるのは商品だし、
何しろすっかり見飽きてしまったのでしょう。僕らにすれば贅沢すぎる話ですが。
それでもその漁師さん、ウニ水をご飯にぶっかけ食べるのは最高だと豪語しました。
けれど、そのウニ水ってのが最後までよくわからなかった。
ウニを詰めた牛乳瓶の中に、何割の海水を混ぜたものらしいけど、ウニ味の海水なのか、
海水混じりのウニなのか要領を得ず。楽しそうに酔っぱらってたからね。
それを聞いた会食の席の誰かが、ぶっかけ飯なら宮崎の冷や汁も美味しいですよと
投げかけると、「いや、それよりウニ水だ」と返しました。
冷や汁を食べたことがあるか聞くと「それはない」と真顔。
さらに、じゃウニ水とウィンナーはどっちが好きかと突っ込んだら、顔をとろけさせて
「ウィンナー」。笑いのツボを心得てらっしゃる。
漁は通常午前4時前出港。時期や獲物によっては午前0時スタートもあるとか。
大変な仕事をしている人ほど笑顔が素敵になるのかもしれませんね。
それにしてウニ水、気になるなあ。