偉人的覚悟

四十の手習いという言葉を時々耳にしますが、本来は六十だそうです。
いずれにせよ何かを始めるのに年齢は関係ないぜ、ということですね。
これまた野田村逸話ですが、本当に四十になって(たぶん40代だったはず)
調理師の専門学校に通い始めた人に会いました。
そのきっかけというのが、何というか組織の常ってやつです。
主に食品を扱う会社に勤めていたその方は、関係者の間でとても頼りにされていました。
ところが組織は、それまでの経験や知識がほとんど生かせない部署への移動を命じた。
理由は深く聞きませんでしたが、ご本人にしても理不尽極まりないようです。
そこで一念発起。元来の料理好きを本職にするべく専門学校への入学を決意した。
経緯をざっくり記すとこんなに短くもできますが、
ご家族との話し合いは様々あったと思われます。
でもとにかく、この春から高校出立ての若者たちに混ざって学生になり、
「学割が使えるんですよ」と笑っておられた。
その同級生たちがちょっとうらやましくないですか? 
若い彼らも料理人になる夢を果たそうと真面目に勉強すると思うけど、
一通り社会人をやってきた人の
背には腹は代えられぬ真剣さを目の当たりにできるんだからね。
いくつになっても新しいことに挑める。しかし、リスクがどんどん増していく事実からは
目を背けることはできない。それでも、という人は応援せずにはいられません。
昨日からこのページの右側に突如現れたアイコンにお気付きですか? 
これは、そんな身近にいるはずの偉人さんたちにお話を聞く新しいコンテンツです。
まだ準備中なのでクリックしても記事はありませんが、近日公開予定。お楽しみに!

オオフチさんの『NYほかけ舟』更新。さてさて帰国。いよいよ日本展示会。