71年前の今日

71年前の8月10日は、長崎で原爆が落とされた翌日に当たります。
その4日前の広島がどれほどの惨事になっているか、
おそらく長崎の人はほとんど知らなかったでしょう。
無論、自分たちの街が襲われることすら知らなかったはずです。
空が燃え上がった翌日の長崎にどれほどの恐怖が渦巻いていたか想像すらできません。
そしてそれ以降この星では、少なくとも武器として原爆は使われていません。
それはせめてもの救いかもしれませんが、つくったものを試さずにはいられない
人間の業の深さには、やはりため息をつくしかありません。
そしてまた人間にとって71年という時間は長いのか短いのか
僕にはよくわからないけれど、先日お言葉を発せられた天皇と同世代の
僕の母親はまだ健在で、きっと戦争の記憶は忘れていないと思います。
そう、忘れないというのは、あるいは強力な抑止力になるのかもしれませんね。
昨日の朝、オリンピックのライブ中継が終わった途端に長崎の平和祈念式典に
テレビが切り替わって、そんなことを考えました。
夏は不思議と死が近いように感じます。父親の命日も8月だし......。