終戦の翌日

71年前の今日は玉音放送が行われた、つまりは日本が降伏を宣言した日の翌日です。
同じような書き出しは8月10日もしました。
こうした述懐的な話は、あれから71年後を生きているからこそできるわけですけど、
日本は負けました、戦争をやめましたと言われても、当時の人にすれば
急に空が開けるわけでもなく、さてどうしたもんだろうと途方に暮れるというか、
昨日とさして変わらない今日を過ごすしかなかったんじゃないかと思うんですね。
そうして歴史は、日付を求める性質を改めることなく新しいページを刻んでいくけれど、
その行間にいる市井の人々の生活や、それこそリアルな時の変化は、
スパッとした縦割りではなく、うねるような横のつながりを絶やさないのでしょう。
戦死者の数が明らかになるのはこれから。
引き揚げてくる人の無事を確かめるのもこれから。
何しろ終戦の日が記念日に定められるのもこれから。
そんな71年前の今日を少しだけ想像してみました。
とは言え、具体的な像は浮かばないのだけど。

仕込み万歳/極薄衣のサクサクかき揚げ』第3話アップ。衣のつくり方です。