親も人間

まだ夏ですから、家族でお出かけなどされる機会が多いのではないないかと思います。
そうして夏休みの原風景がつくられていく......。
振り返ってみると僕の場合、家族との夏休みの記憶はそれほど多くないんですね。
関係が断絶してたとか複雑だったとかではなく、父にも母にもそれほどの余裕はなく、
子供だった僕にも移動時間がウザったいという我がままがあり、
そうだな、小学生の中頃までクルマで海に連れて行ってもらったことくらいかな。
そういうのって子供の頃は、親の義務みたいに考えていませんでしたか? 
でも最近は、親も楽しめなかったら行かないんじゃないかと思うようになりました。
この間、母親から聞いたんです。
「私は映画館が苦手だったから、そういうのは全部お父さんに任せてた」
ほうほう、確かに父親とは何度か行ったけど、そのとき母親はいっしょじゃなかった。
別アングルの話題になりますが、我が家の食卓に納豆が出なかったのは
母親が嫌いだったからだそうな。そんな話をけっこうな大人になってから知ると、
恨む気持ちより、親も人間なんだなあと奇妙に感心します。
自分に子供がいたら、もっと早く気付く自明の理なのかもしれないけどね。

そんなことをつらつら考えさせてくれた、エミさんの『空気日誌』更新!
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