誰の声なんだろう?

予感はあったというか、あえて知らぬふりを通していたというか、
それでもとにかく多忙の軍勢が地面を踏み鳴らしながら近づいています。
わっさわっさ。
そんなとき、どこからともなく声が聞こえてくるんですね。
「今が峠」「ここが頑張りどころ」
たくさんの物事と向き合い処理しなければならない場合、
その全容を無視することはできないけれど、
山の高さばかりに気を取られているとちっとも前に進めなくなります。
どんなに遥かな頂上であっても、一歩踏み出せば一歩近づく。
そしてまた、ゴールを焦るあまりあちこち手を出せば、
十歩進めるところが五歩だったり、下手すると八歩くらい下がっていたりもする。
その辺は経験値ですね。
なので思考の片隅では、マルチタスクよろしく何本かの仕事を走らせていても、
今やるべき事柄に集中することが何より大事。
言い聞かせてます、自分に。
わっさわっさ。
あ、また聞こえてきた。「今が峠」「ここが頑張りどころ」
一体誰の声なんだろう?