気持ち悪くなりたくないから

うろ覚えだったニュースを再確認しました。
歩行者が渡ろうとしている信号機のない横断歩道で9割以上のクルマが止まらない。
JAFによる実態調査の結果だそうです。テレビかネットでそのニュースを見たとき、
僕も実感覚で9割はあり得るなと思いました。
いやまったく駅前の信号機なし交差点では、ほとんどのクルマが止まりません。
僕の風体が気に入らないならまだしも、ベビーカーを押すお母さんや、
荷物を持ったおばあさんが立っていても同じです。
厳密には交通違反らしいです。でも、ほとんどのドライバーは信号無視ではないからと
走り抜けるようです。この件、いろんなとらえ方ができると思うんです。
日本人の集団意識と順法精神の高さはおそらく世界でも特筆すべき部類でしょうけど、
ルールが曖昧ゆえに個々の判断に委ねられる局面になると、
かなり身勝手な行動をとる人種ではないかと僕は睨んでいます。
だから信号機のない横断歩道で止まらない。接触すれば確実に相手を傷つける道具を
動かしていても、先を急ぐ権利はドライバーたる自分にあるから。
あるいは、自分が歩行者になったときはクルマの判断を腹立たしく感じても。
とまぁ、勝手に睨んでいる自分だって日本人だし、
ましてや声高に道徳や正義を語るつもりもありません。
ただ、物理的な強弱を考えず、我を通す光景に出くわすのが気持ち悪いのです。
歩行者が渡ろうとしている信号機のない横断歩道が目の前にあったら、
僕は可能な限り一時停止し、歩行者を優先させます。自慢でも何でもありません。
自らの行いに気持ち悪くなりたくないから。