皆 変ってく

『変わらないことがあるとすれば 皆 変ってくってことじゃいないか?』
これはMr.Childrenの『進化論』という歌の一節です。
引っ越しに際し、あれやこれやの買い物でホームセンター的なところへ行くべく、
そう言えば抜け道があるよなと、以前住んでいた家の近くを通ってみました。
今の部屋とさほど遠くないのでこれまでにも何度か付近をすり抜けたんですが、
何となく近寄り難くて詳細を確認することはしませんでした。
今回はどうしたんだろうね。かつてのランニングコースの起点だった公園を回り、
正面入り口から見える昔の住まいをのぞいてみようと思ったのです。
クルマのハンドルを握りながら、「え!?」と声を上げてしまいました。
白地に青い雲を描いたような外壁になっていて、いくらなんでもそれはと驚き、
より近くまでクルマを走らせました。いやいやなんの......。
前の住まいの眼下にあった駐車場に、そのファンシーな建築物が建っていたんです。
となると、前の住まいのベランダからの景色は一変したはず。
であれば3年前の今頃に決断しなくても、遅かれ早かれ引っ越しを検討したはずです。
何しろ日当たりが良くて選んだ場所だったのだから。
3年という時間の長短は、人によって様々でしょう。
ただ3年あれば新しい建物が建ち、新しい人が住み、新しい景観に馴染みが生まれます。
そして僕にしても、3年あればその町にとっては完全な余所者になる。
そこに切なさや悲しみを感じるかと言えば、今回は不思議とフラットでした。
Mr.Childrenが先に諭してくれたからかな。
いずれにせよ引っ越しの気忙しさで感傷に耽る余裕がない日々を送っております。