リーダー

前の東京オリンピックが開催されたのは1964年で、10月10日から24日までが
会期だったから、52年前の今頃はけっこう近所でメダル争いが行われていたわけです。
当時の僕は2歳で東京に住んでいたらしいけど、何も覚えていません。
だから自衛隊の戦闘機が空に描いた五輪のマークも東洋の魔女も後から見た映像です。
ただし、それら後付けの記憶には、競技施設の建築段取りなんかはないんですよね。
どうだったんだろうと思うのです。だって、今度のオリンピックも揉めまくりでしょ。
大きなことをやるって本当に大変なんだなあと。
ただ、予算の見直しだの競技会場の別候補だのというニュースを見ていると、
この国には進んで責任を取ろうとするリーダーが生まれにくいんじゃないかと。
赤信号みんなで渡ればってやつですね。「赤だ!」と叫ぶ人がいない。
豊洲の市場にしてもね。大きなことになるほどその傾向が強いのかもしれない。
でも、大きなことって小さなことの積み重ねですよね。
巨大なピラミッドにしても名もなき立方体の石の集積体でしょ。
だからきっと各現場には、大きな視点からは見えなくても責任を背負った
リーダーたちがたくさんいるはずです。
そういう名もなき人々の苦労を無駄にしない大きなリーダーがいてくれればねぇ。
なんてことを獏とばくっと考えたりしました。
オレのリーダーは誰だ? 今んとこオレ自身だな。いやまったく小さな存在だ。